げせいない!阿麻和利、護佐丸、尚泰久たちが生きた時代
やはり解せない。
何年経っても、やはり解せない。
阿麻和利、護佐丸、尚泰久、百度踏揚の、本当の関係と歴史がどうだったのか。
どう考えても、
阿麻和利や護佐丸が伝えられてきたような馬鹿だったなんてあり得ない。
また、琉球史上最大の功績があったのは、尚巴志であるのは疑いようもない事実なのに、墓がどこのあるのかも知らない人が多い。これまた、あり得ない。
これこそがデタラメでインチキ琉球国第二王統が第一王統を抹殺し、正当化するために作り出した究極の嘘であり詐欺であるのは、疑いようがない。王族の血筋ではない一般庶民であった金丸が尚円王(尚圓王)となって、ありえない国の乗っ取りを正当化した、血塗られた琉球国の歴史。
最大の愚者が、見事にだまされて金丸を王府に入れ、国をみすみす乗っ取られた尚泰久であるのは疑うべくもない。むろん、裏ですべてを画策したのは金丸である。
琉球史上、最低最悪の男であり、同時に天才的悪党であるのが金丸、つまり尚円王(尚圓王)。
ただいくら金丸が、ずる賢くそれが天才的であったとしても、
それに、みすみす阿麻和利や護佐丸が、特に阿麻和利が陥れられた過程がどうしても解せない。
いや、あり得ない。
なにか、ぜったいに裏がある。
本当の隠された真実の歴史が!
なお尚巴志の長男は養子で、
次男が正妻の子で、尚忠王となって王位を継ぐ。
そして子どもが次の尚志達王になる。
尚忠王の妃で、尚志達王の母は、勝連の娘とあってそれもまた謎で、歴史から消えている。阿麻和利は史書によると、悪政を強いる前城主の茂知附按司を倒して10代目勝連城の按司となったことになっているが、それと勝連の娘との関係がまた謎のままだ。そのあたりの秘密を解き明かすのが、金丸一族が作り上げた一連の歴史の大嘘を解き明かす鍵となる気がする。
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