風に吹かれて、宮古島の旅~第5日目・宮古島2周目

横浜のトシ

2011年08月26日 20:20

はいさい、今日(ちゅー)拝(うが)なびら。

今日は、宮古中のレンタカー会社に電話して、
やっと1日だけ、レンタカーを借りられました。

今日の大きな目標は、島尻の漁港から、
神の島、大神島に渡ること。

大神島は、とても神聖な島とされていて、
久高島同様に、
何も島から持ち出してはいけない島です。

昨日、豪雨の中、震えながら調べまわった、
パーントゥの村の近くの、
島尻の漁港から、船に乗ります。

フェリーはないので、人だけ渡ります。
チケットは、船に乗って、往復を買いました。

大神島は、とても小さい島なので、
徒歩で十分です。

道は、着いた漁港から、左右の海岸線の道が1本ずつ、
そして、島の頂上に向けて、上がっていく1本の、
わかりやすい3本しかない、わかりやすい島です。

家も、港の近くから十数件しかありません。
すれ違ったオバー達は、とっても気さくな人でした。

まず、左の海岸線を歩いてみました。
ちょうど、島の、反対近くまで伸びる、
平坦な、道です。
途中、お墓がありました。

貝をかぶった、ヤシガニの赤ちゃんがいたので、
一緒に、散歩。

後で、
キュッ、キュッと鳴き出して、驚きました。
ヤシガニって、鳴くんだなあ。

海と反対側の小さな干潟には、
メタルの赤や青の、小さなカニ。
また、奇石がまた、いくつもあり素適でした。

また、海側のあちこちで、
握りこぶしぐらいの(おいしそうな)カニや、
きれいな魚が、色々なところで泳いでいました。

行きどまりまで行って、戻って来て、
今度は、反対側の、海岸線を、歩きました。
こちらは、そんなに距離がありませんでした。

さて、再び港に戻って、
いよいよ、島の遠見台に向かって、
登っていきました。
かなり、きつい坂といえます。

島の、外部の訪問者の来島を拒まないことで、
有名な島ですが、
実際、島の人は温和で、優しい感じでした。
大神島は、坂が多くて、大変ですよと、
オバーが何人も、声をかけて下さいました。

遠見台に着く手前に、
かの有名な秘祭、
「祖神祭(うやがん)」の中心となる御嶽、
大神御嶽(おおがみうたき)があります。
ここで、しばし手を合わせました。

大神島の、祭事は、
島以外の人には秘密なので、
島外の人に対して、
排他的なんていわれるのかもしれません。

展望台からの眺望ですが、
これがまた絶景なんです。

恐らく、僕の中では、
伊江島タッチューとここが、
一等賞という感じでした。

360度のパノラマは、
天気が良かったので、最高でした。

池間島や宮古島はもちろん、
その向こうの、伊良部島まで、よく見えました。

しばし休憩して、
下の港に向かうと、調度、次の船に間に合います。

ただ僕は、
沖縄を旅する時、
必ずどこかで、ボッ~とする時間を作るので、
ここだと思って、遠見台で時間をとり、
下に戻って、最初の海岸線を歩いていって、
そこの砂浜で、ぼんやりしました。

たっぷり2時間、ぼんやりして、
再び、宮古島に戻り、
昨日、あまりの悪天候のため、
散々探したのに見付からなかった、
島尻の、島尻橋(スマジィーバシ)探索。

ありました~。

実は、史跡などを回る中で、
島尻のマングローブ林の遊歩道があり、
史跡に関係がないので、無視してたんです。

この遊歩道の殆どが、
島尻橋(スマジィーバシ)関連なんです。

現地の説明も、マングローブについてが多くて、
実は、自分が歩いている地面が、
島尻橋(スマジィーバシ)や、
それに続く石垣の道だと、気づかない人も、
多い気がします。

琉球時代の中期、なぜ、ここに、
誰が、何の目的で、これを造ったのか、
謎にみちています。

の造りには、
言うまでもなく、驚嘆してしまいました。

この地域に関する歴史は、謎めいています。

その後、見てなかった、
残った砂山ビーチやパイナガマビーチや、
海中公園や四島の主の墓はじめ、
拝所(うがんじゅ)をいくつか見て、
宮古市総合博物館に行きましたが、
閉まっていたので、明日に。

レンタカーを返却し、
夕方から連日の日焼けに苦しみはじめ、
台風の事もあるので、早めに宿へ。
では。

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