琉球沖縄の「
「(
ご訪問、ありがとうございます。
以前に、琉球沖縄の「
https://totoro820.ti-da.net/e11433964.html
今回は特に神人の中の「
琉球沖縄における、宮古・八重山の
その起源ですが、そもそも琉球沖縄の
琉球沖縄の研究者が
「まきょ」と呼ばれた琉球沖縄の古い時代には、「
やがて「
繰り返しますが、古くから「をなり」は「ゑけり」を守る存在でした。ただそれは正確に言い直すと、「をなり」と「ゑけり」は互いに守り合う平等の関係にありました。
ところが、根屋の根人の「ゑけり」の中から強大な力を持つ
やがて琉球沖縄では、
統一国家となった琉球國は、多くの男性を国家の構成員として再編成し組織化しました。と同時に、女性を組織化するにあたって、神女組織をもって再編成して国家を支える強い柱の一つに変えました。そのため琉球沖縄の神女組織は日本の他の地域とは異なる独特の道を歩み始めることになります。
この国家を立ち上げるための組織づくりによって、国王の姉妹の「をなり神」が最高神女の「
なぜ以前から
地方の按司を首里に住まわせ、代わりに管理者として
それでも国家的神女組織の再編成で
男性の官僚制度と同様に
ところが、何年も
琉球國の財政困難などにより、琉球國時代には高級神女の統合や廃止という改革が進んでいき、琉球國滅亡に向かう中で琉球沖縄の神女体制は、常にその時代時代と共に変化していったのでした。
やがて江戸時代が終わると共に琉球國時代が終わる、明治に入った一八七九年に、神人の歴史において大事件が起こります。琉球処分により沖縄の廃藩置県が断行されると、最高神女「
しかしながら忘れてはならない特筆すべきは、
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最新・琉球沖縄の「もののけ」たち
~妖怪幽霊・大集合/総集編~
(2023.2改訂版) 50音順
~妖怪幽霊・大集合/総集編~
(2023.2改訂版) 50音順
アーマンチュー
アマンチュー参照。
アカウニ
アカカナザー
アカカナジャー参照。
アカカナジャー
妖怪。アカカナジャーとは「赤い髪」という意の
アカカラジャー
アカカナジャー参照。
アカガンター
妖怪。赤い髪の毛をお
アカガンターワラバー
アカガンターのこと。アカガンター参照。
アカガンターワラビ
アカガンター参照。
アカグヮーマジムン
アカングヮーマジムン参照。
アカジラー
キジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
アカジラグヮー
久米島仲里でのキジムナーのような妖怪。カーカプロー、キジムナー参照。
アカナー
月の精。月の神。昔話や童謡に出てくる子どもの名。その名には赤い顔という意が。むかし、正直者のアカナーと、ずる
アカブチャーグヮー
久米島仲里でのキジムナーのような妖怪。カーカプロー、キジムナー参照。
アカブサー
妖怪。アカブサーとは、赤い髪の魔物の意。
アカマタ
神。沖縄各地で行われる豊年祭に登場する神。石垣島
アカマター
妖怪。動物の怪。アカマターとは
アカングヮーマジムン
妖怪。赤ん坊の死んだ幽霊や死霊の妖怪。四つん
アカングヮユー
人魚。ジュゴン。上半身が幼い赤子のような人魚。大津波を知らせる。
アコークロー
ユサンリとも。時間帯を指し、まだほんの少し明るい夕暮れ時の、日が沈んで暗くなりきる頃をいう。西の地平線状には、ぎりぎり夕日の残照が残っていて上空に向け光が少し出ている状態で、そこから空の色はだんだん青みがかっていって、東の空は真っ暗である、その状態とその時間帯と指す。マジムン(魔物)が出没し始める時刻。
アヒラーマジムン
アフィラーマジムン参照。
アフィラーマジムン
アマオナグ
アモレオナグ参照。
(アマサンチュウ)
運が悪い人、運の弱い人。(※よってここに入れるべきではないかも知れないが記載しておく。)
奄美大島に隣接する
アマミキヨ
アマンチュー参照。
アマミク
アマンチュー参照。
アマミコ
アマンチュー参照。
アマンチュー
神。
アムログオナグ
奄美大島地方の妖怪。または霊魂。海に入って死んだ者の霊で、青い火を持って歩き回るという。本来は、天から降りてくる天女だったが、海で死んだ者の死霊という意味になったのは他の妖怪との混同ともいわれる。アムログオナグは、アモレオナグともいう。アモレオナグ参照。
アメカイユウレイ
アモレオグナ
アモレオナグ参照。
アモレオナグ
神。アモレオナグは、奄美大島などでの天から降りてくる女、天女の呼び名。「
アモロウナグ
アモレオナグ参照。
アモロオナグ
アモレオナグ参照。
イエジマハンドーグヮー
イエジマハンドゥグヮー参照。
イエジマハンドゥグヮー
ハンドゥグヮー参照。
イキマブイ
イキマブリ参照。
イキマブリ
妖怪。霊魂。奄美大島の怪異。
イシャトウ
奄美の与論島だけにいる妖怪「ハタパギ」は「イシャトウ」ともいう。ハタパギ参照
イジュガマクグヮーノイネンビ
イチジャマ
霊魂。
イチマブイ
霊魂。イチジャマとも。沖縄県
イッシャ
奄美の徳之島の妖怪。
イッチョイグワー
沖縄本島中部、
イトマンキジムナー
キーヌキジムナー参照。
イナフクバア
怪異。沖縄本島の
イナボーマジューヌ
イニンビ
イネンビ参照。
イニンビー
イネンビ参照。また、沖縄本島南部の東海岸地域のキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
イヌガミ
インガメ参照。
イネクイシーサー
神。神の使者。浦添の天徳山龍福寺(もとは浦添の極楽寺)の仏殿の獅子木像があった。知恵の文珠観音が、右手に知恵の剣、左手に蓮華の花を持ち、このシーサーに乗っていた。夜になると寺を抜け出し、稲の穂を盗んで食べていたが、それはこの寺に寺田がなく獅子に供物を捧げなくなったためとわかり、首里王府は六畝の獅子田と呼ばれる田圃を寄進したところ、もう浦添の田に現れなくなった。それから何年かして、シーサーを修理することになった時、腹の中には稲穂の
イネンビ
イマジョ
幽霊。奄美大島の幽霊。阿鉄生まれとも小名瀬生まれとも言われれ、絶世の美女だったが、やがてヤンチュとなり、主人からの寵愛を受けたために夫人が嫉妬してイマジョに虐待を繰り返していた。助けを求めても誰も助けてくれず、イマジョはついにたまりかね逃げ出して山で首をくくって死んでしまう。イマジョがもしかしたら故郷に帰っているかも知れないと行方不明は実家にも伝えられたが、その間にイマジョの死体は発見されて主人の家の墓に葬られた。行方不明を聞いたイマジョの
インガマヤラウ
インガマ・ヤラウとも。宮古諸島
インガマヤラブ
インガマ・ヤラブとも。インガマヤラウ参照。
イングヮーマブイ
妖怪。犬の霊魂。「イングヮー」とは犬、「マブイ」は魂のため、犬の霊魂の意。沖縄本島
インガメ
霊魂。神。ほかの地方の
インヌフィークーテアッチュン
インヌフィークーテアッチャン参照。
インヌフィークーテアッチャン
妖怪。沖縄本島
インマーザァービ
妖怪。「夜間に海浜を過ぎる火」という意。下半身が真っ赤な姿で現れ、長い髪を
インマホ
奄美大島の妖怪。霊魂。人が死ぬ直前に、
インミャオ
奄美の妖怪。夜道で出会う、
ウイ
妖怪。怪異。精霊。奄美大島の山のマイナムン。
ウサグヮ
ウサグワー参照。
ウサグワー
ウサ
ウシマジムン
妖怪。動物の怪。牛の
ウタンクビリ
地名。妖怪。怪異。奄美大島の知根を流れる川の奥にウタンクビリと呼ばれる、昼でも夜のように暗い渓谷がある。ここには
ウトゥジャー
沖縄本島恩納村の真栄田を中心とした近辺でのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
ウミフサガリ
ウバ
ウバトウイ
奄美大島の音の怪異。山の怪。
ウフドゥマツバラノイネンビ
ウフドウマツバラノイネンビ参照。
ウフドウマツバラノイネンビ
ウフンガーラノイネンビ
ウフンガーラの
ウミフサガリ
ウミフサギ参照。
ウミフサギ
奄美大島の海の怪異。海の怪。妖怪。
ウヮーグヮーマジムン
妖怪。動物の怪。豚の
ウンサーガナシ
キジムナー参照。伊是名島、内花の呼び名。
ウンサービー
沖縄本島中部の勝連半島の平敷屋周辺などでのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
ウンサガナシ
沖縄本島近くの伊是名島などでのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
ウンサグワー
沖縄本島中部、
エギリドリ
妖怪。
オーナチマヤー
オオヤママヤーガマ
オカッパグワー
キジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
オカッパグヮー
キジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
オバケザカ
怪異。
カーカンロー
沖縄の妖怪。怪異。
カーカプロー
久米島仲里でのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
カーガリモー
沖縄本島中部や、
カーテーラガーノイネンビ
ガーナームイ
妖怪。ガーナー
カイギョ
妖怪。
カイビ
カゲタマシ
カゲダマシ
カゲタマシ参照。
ガジャヌヒャ
妖怪ではなく、山の大木に宿る神で、山の神(ダマヌカン)。ガジャヌヒャという男がウスガナシという男の妻を我がものとしようとしたが、妻の妖術により木の精(キディムヌ)にされてしまったと与那国島に伝わる
カゼ
奄美大島の怪異。
カタアシピンザ
沖縄宮古島の妖怪。
カタキラウヮ
奄美大島の妖怪。
ガダヌヒャ
ガジャヌヒャ参照。
カデモーサ
怪異。奄美の
ガニクノバケマヤー
バケネコ参照。
ガネコノバケネコー
バケネコ参照。
カブロー
久米島仲里でのキジムナーのような妖怪。カーカプロー、キジムナー参照。
カママミネノイネンビ
宮古地方の、カママミネの
カムラーマ
八重山諸島などでのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
カムラグヮー
カムラーグヮ参照。
カムラーグヮ
妖怪。怪異。沖縄本島北部、本部町、今帰仁村、伊江島などでのキジムナーのような妖怪。カムラー
カムロ
妖怪。
カムロー
カムロ参照。中城村でのキジムナーのような妖怪。
カムローグ
カムローグヮー参照。
カムローグワー
カムローグヮー参照。
カムローグヮー
沖縄本島北部、本部町、今帰仁村、名護市屋部地区安和、伊江島などでのキジムナーのような妖怪。カムラグヮー、キジムナー参照。
ガヤブヤ
ガヤプヤー参照。
ガヤプヤー
沖縄本島中部、金武町などでのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
ガワカムロウ
水の怪。かつてはよく池などで人を引きずり込んだ。
ガワッパ
カワタロ
ガワル
妖怪。怪異。精霊。奄美大島の海のマイナムン。
ガラシヌクイナキ
妖怪。怪異。精霊。奄美大島の村里のマイナムン。
カンチメ
カンッテメ参照。
カンッテメ
幽霊。奄美大島に伝わる、「
カンツメ
カンッテメ参照。
カンティミ
カンッテメ参照。
カンティメ
カンッテメ参照。
カンテメ
カンッテメ参照。
カントミ
カンッテメ参照。
ガンノセイ
妖怪。器物の怪。
ガンノマジムン
ガンノセイ参照。
キーヌーシー
キーヌシー参照。
キーヌキジムナー
キジムナー参照。
キーノキジムナー
キーヌキジムナー参照。
キーヌシー
木の精。
キーマジムン
キジムナー参照。
キームングヮー
沖縄本島北部、名護の宇茂佐近辺や伊計島などでのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
キザムナー
キジムナー参照。
キジマスクヮー
沖縄本島恩納村などでのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
キジムナー
琉球独自の妖怪。木に宿る怪。水の怪。木の精。水死人の亡霊。死霊。精霊。キジムンとも。キジムナーの語源は諸説がある。一説には「物をかき回す」の意とも。また一説には「キヂムン=
【キジムナーの地域別の本来の呼び名】
奄美
ギジムナー
沖縄本島の南部、糸満を中心に北部の西側、久米島などでのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
キジムナービー
キジムナー参照。
ギジムナービー
キジムナー参照。
ギジャムナービー
キジムナー参照。
キジムン
キジムナー同様、よく使われて来た呼称。キジムナー参照。
キジャムナー
キジムナー参照。
ギズマナービー
キジムナー参照。
キヅムナー
キジムナー参照。
キディムヌ
与那国島はじめ八重山諸島にいるキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
ギベテツジン
人。幽霊や妖怪ではない。
キムナー
久米島などでのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
キムヤー
キジムナー参照。
キャンミサキノハナモー
ハナモー参照。
ギライバア
イナフクバア参照。
ギルマナア
妖怪。家に来る怪。妖怪。身長は
キンノギベテツジン
ギベテツジン参照。
クイキリウシ
奄美の徳之島の妖怪。
クチ
クカキサメドン
クチフラチャー
伝説の、双頭の
クビキリウシ
クイキリウシ参照。
クビナシハブトリ
浦添間切に西原部落を作って、西原間切と区別するため西原グヮーとした。そこのあるハブ取りが、自分で自分の首を切り落とし、胴体を墓の外に放り投げて自殺した。
クランビャラ
ウタンクビリ参照。
クロマタ
神。沖縄の特に
クンム
ケンモン参照。
クンムン
妖怪。奄美大島や、徳之島
ケムン
徳之島の妖怪。ケンモン参照。
ケンケンジムナー
沖縄本島中部、
ケンニン
ケンモン参照。
ケンムン
ケンモン参照。
ケンモン
コイナー
妖怪。石垣島でいう鳥。クイナ。夜間に南方の海上から鳴きながら渡ってくる。その鳴き声を聞く事は、
コソダテユウレイ
ザー
幽霊。沖縄の宮古島に伝わる女の幽霊。どこか弱々しく、髪の毛を
サイモン
チリモス参照。
サカダチユウリー
サカダチユウレイ参照。
サカダチユウレイ
幽霊。
サバ
神。海の神。海の神の使い。琉球の民話に度々出てくる巨大な
サヒモン
チリモス参照。
ザン
神。海の神。海の神の使い。動物の怪。人魚。琉球沖縄の伝承上の魚や、ジュゴンのこと。奄美地方では「ザンノイオ」とも。「ザンノイオ」ともいうジュゴンのことを言う。むかしは、漁師がジュゴンを捕まえて食べる時は、必ず浜で料理し、家には決して持ち帰らなかったという。持ち帰れば、その家の主婦が死ぬか、あるいは持ち帰った者が海で
シー
西表島など八重山の妖怪。クヮーキ(桑の木)の木のヌシで、木の穴から人の形をしたシーが出てきて漁を助けてくれると西表島に伝わる。また沖縄本島の名護より本部方面の海側の広い地域でのキジムナーのような妖怪もシーという。キジムナー参照。
ジーワーワー
妖怪。
シイノキノセイ
木の
シェーマ
妖怪。
シェーマキジムナー
シェーマ、キジムナー参照。
シェーマビ
シェーマ火。海でシェーマが火つける火で、1つが2つ、3つ、4つとなった後に1つになったという言い伝えがある。
シカタ
妖怪。怪異。精霊。奄美大島の村里のマイナムン。長く病気を
シキン
沖縄本島北部、安和や山入端などでのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
シチ
怪異。山の怪。決まった時間に出る幽霊。奄美の
シチマジムン
シチ参照。
ジッカンジノアメカイユウレイ
幽霊。
シツヌビ
霊魂。
シニマブイ
霊魂。
シノーラー
沖縄本島北部、名護などでのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
シバナガユウレイ
幽霊。
シマーブー
奄美の喜界島の妖怪。夜中に道を歩いている時、枝を広げた木のようなものが
ジャー
妖怪。
ジャガルザカノイネンビ
シャクシクレ
タンゴクレレ参照。
シャクシクレレ
ジュリガーマジムン
妖怪。沖縄本島の、
ジュリグワーマジムン
ジュリガーマジムン参照。
シュリノミミチリボウジ
ミミチリボウジ参照。
シリー
霊魂。沖縄本島の、那覇地方で言われる
シロマタ
神。沖縄各地で行われる豊年祭に登場する神。アカマタ、クロマタという二神と共に現れる場合や、発祥とされる
ジロムン
奄美大島の妖怪。真っ白なものや黒いものがいる。動きが
ジャイシ
ジンピカレー
神。
ジンメンギョ
スイイン
スキマカゼ
怪異。霊魂。
スノーラ
妖怪。霊魂。怪異。沖縄本島北部、本部。キジムナーのような妖怪とも、キジムナーと異なるとも。コウナに出現。テービー(松明)を持って歩くためスノーラ火とも。海岸を歩くため誰でも見ることが出来た。スノーラの好物は魚の目。
スノールキジムン
沖縄本島北部、名護などでのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
ズムヌ
宮古島諸島などでのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
セーマ
シェーマ参照。
セーマキジムナー
沖縄本島名護の数久多などでのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
セーマグ
セーマ、キジムナー参照。
ソーンリサ
キジムナー参照。
タチッチュ
タチュッチュ参照。
タチュッチュ
妖怪。山の怪。
タナハラノイナフクバア
イナフクバア参照。
タマガイ
霊魂。火の怪。県
ダマヌカン
妖怪ではなく、山の神。
タマビー
妖怪。沖縄の波照間島の妖怪。
タンゴクレレ
幽霊。
タンナーバ
妖怪。沖縄本島近くの、伊江島に伝わる巨人。「
ヂーヂーウヮーグヮ
妖怪。沖縄本島の沖縄市地方の妖怪。ヂーヂーウヮー
チーヌウヤ
チーノウヤ参照。
チーノウヤ
沖縄県の妖怪。
チカラタンナーバ
タンナーバ参照。
チグトュ
沖縄の怪異。音の怪異。死の予兆のこと。家の中で、
チューキジャー
沖縄本島近辺、古宇利島のキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
チュダマ
チリモス
妖怪というよりも、かつて奄美にいたとされる幻の絶滅した動物。別の名をサヒモン。色は黒っぽ尾は短いという。
ツチノトキノヒ
シツヌビ参照。
ツボノマジムン
妖怪。器物の怪。壺の
ティヤーチャー
キジムナー参照。汀間の呼び名。
テツジン
人。鉄人。二人の話が有名で、沖縄本島
テンゴンカミ
妖怪。怪異。精霊。奄美大島の山のマイナムン。。
トウィマジムン
妖怪。動物の怪。鳥の変化。
トジ・マチャー・ビー
霊魂。火の怪。
トジマチャービー
トジ・マチャー・ビー参照。
ナカニシ
ナカニシヘーイ参照。
ナカニシヘーイ
怪異。晩方、那覇と泊の間にかかる
ナガムン
長いもの。蛇。
ナナイロムーティ
髪を結ぶ紐。
ナナツバカノアメカイユウレイ
幽霊。
ナビケーマジムン
ナビゲーマジムン参照。
ナビゲーマジムン
妖怪。器物の怪。
ナンナンジョウ
ニタンボージ
妖怪。怪異。精霊。奄美大島の山のマイナムン。
ニシートビ
霊魂。沖縄県石垣島の
ネーレカンドゥ
竹富島の鉄人。幽霊や妖怪ではない。
ネコノカイ
動物の怪。猫の怪。猫はマジムンにはならないが、13年経つと化けて人を害すると言う。子供が夜泣きした時に「猫だ」と言って脅すと化け猫がやって来て噛み殺すという。猫が青鳴き、高鳴きした場合は今でも長い呪文を唱えて災いを避ける所がある。
ネブザワ
奄美大島の妖怪。ケンムンのあだ名ともいわれる。昔、ネブザワとユネザワという漁師がいた。ユネザワには美しい妻がおり、それを
パーダ
沖縄地方に妖怪の
ハーメーマジムン
沖縄地方の妖怪。
パーントゥ
神。沖縄、宮古地方の妖怪の児童語。パーントゥには
ハギハラウヮークヮー
妖怪。奄美大島
バケネコ
妖怪。動物の怪。猫の怪。
バケマヤー
「マヤー」は猫のこと。バケネコ参照。
ハゴロモマンジョ
アモレオナグ参照。
バショウノセイ
精霊。
ハタパギ
奄美の与論島だけにいる妖怪。 ハタパギ とは、片足の意。南西諸島の妖怪ケンムンのようなものだが片足しかない。ケンムンと性格がよく似ていて、体格は小さくて、子どもぐらいだという。片足で跳ねて移動するとも。火になっ珊瑚礁の上を飛ぶとも言われている。夜、いざりをするともされる。魚の目を抜き取ったりする点が他の妖怪と似ているが、人は騙さない。夕刻、漁船の前を似た形の舟が走っている事があり、着いて行くと危険な目に遭うのはハタパギのせいともいわれる。人に対して大きな禍を与える事はあまりないが、名前を呼び捨てにされると、怒って仕返しに道を迷わしたり、海で釣果の文句を言うと、また波が荒れて魚が獲れなくなるのはハタパギのせいだという。浜で、「アーパンチカ・クルパンチカ(※赤くはじけている•黒くはじけている)」と言うと必ず海が荒れるので慎まなければならない。また、海でモリ漁をしている時に何が獲れるかを聞かれて、「ハタパキトゥトゥラリュイ(※片足しか獲れない)」と返事をしたらそれから魚が全く獲れなくなったという。ムヌ、イシャトウとも。
ハナモー
幽霊。ハナモーとは
ハニマノカブル
妖怪。奄美群島の
ハブ
ハマチドリテイシュ
タマビー参照。
ハンダンメー
大宜味村喜如嘉のキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
ハンドーグヮー
ハンドゥグヮー参照。
ハンドゥグヮー
ハンドゥ
ヒーダマ
ピージャーヤナムン参照。
ピィーイハト
妖怪。
ヒージャーマジムン
ヤギマジムン参照。沖縄本島のヤギの呼び名が「ヒージャー」。
ピーシャーヤナムン
ピージャーヤナムン参照。
ピージャーヤナムン
沖縄の妖怪。
ピージャーマジムン
ピージャーヤナムン参照。
ヒーダマ
ヒダマ、ヒザマ参照。
ピーフキトゥリ
妖怪。沖縄の
ピキクルー
ピキンキル参照。
ピキンキル
妖怪。怪魚。水の精。
ヒザマ
霊魂。
ヒジムナー
沖縄本島北部などでのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
ピジムナー
沖縄本島北部などでのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
ヒダマ
霊魂。
ヒダマガヒ
ヒザマ、ヒダマ、タマガイ参照。
ピダマ
霊魂。火玉。沖縄の
ヒタマガキ
霊魂。沖縄本島の
ヒチ
ヒチマジムン、シチ参照。
ヒチマジムン
妖怪。怪異。海の怪。沖縄地方、特に国頭地方でいう妖怪。単に「ヒチ」とも言う。道の
ヒツギノマジムン
妖怪。器物の怪。
ヒジムナー
妖怪。
ビセノイングヮーマブイ
犬の霊魂。
ピンザマヅモノ
妖怪。沖縄の宮古島の妖怪。
ファードリ
妖怪。沖縄の石垣島でいう
ファチハンバ
沖縄本島北部の喜如嘉の、河童に似た妖怪で、頭の上に皿がある。
フィーダマ
霊魂。火の怪。
フィーフィー
妖怪。
フィジムナー
沖縄本島北部などでのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
フカゾークークー
沖縄本島中部、
フカゾークークーキジムン
フカゾークークー・キジムンとも。フカゾークークー参照。
フサキ・ガバネノ
冨崎ガバネー。身長八尺の巨人。弓術にたけ、名蔵湾を航行する船が帆を上げて表敬の意を表す礼式を欠くと、強弓で船もろとも沈める。
フサマラー
神。沖縄の八重山郡、
フトンノカイ
妖怪。
ブナガ
木に宿る怪。沖縄本島で、木に宿る怪をいう。国頭地方でいうキジムンと似たモノ。ボージマヤとも。大宜味間切高里村のある家の主人と親しくなった。後に主人が交際をを絶とうと
ブナガー
沖縄本島北部、国頭村、大宜味村、東村などでのキジムナーのような妖怪。ブナガ、キジムナー参照。
ブナガイ
沖縄本島北部、国頭村、大宜味村、東村などでのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
ブナガ
妖怪。精霊。木に宿る怪。沖縄本島木に宿る怪をいう。国頭地方でいうキジムンと似たモノで、ボージマヤともいう。大宜味村間切高里村のある家の主人がブナガと親しくなった。後に、主人がこれと交際を断とうと
ブナガヤ
ブナガ、キジムナー参照。
ブナガヤー
沖縄本島北部、国頭村、大宜味村、東村などでのキジムナーのような妖怪。ブナガヤーモもキジムナーも頭に皿はなく、河童とは異なる(※喜如嘉には」河童に似たファチハンバがいる)。ブナガヤーも多少のいたずらをしたり、防衛上、人に火傷を負わせる例はあるが、基本的に人に何の危害も加えない。ブナガヤーの意は「振り乱している者」で、長い髪の毛を自然のままに伸ばして手入れせず、原始の姿そのままに振り乱した姿の者。大宜味村を中心に、特に喜如嘉や謝名城部落では、旧暦8月に、ヤングヮー(架け小屋)を巨木の上に造ったり、ヤドゥイ(小屋)を山の中腹や小高い丘に造ってブナガヤーの来訪と出現を見届けるアラミ行事という風習が戦前まであったという。ブナガ、キジムナー参照。
ブナガヤア
ブナガヤー、キジムナー参照。
プナジ
妖怪。神。神の使い。プナジとは「
フナユウレイ
幽霊。
プルパカヤー
沖縄本島北部、国頭村・大宜味村・東村などのキジムナーのような妖怪(※大宜味村田嘉里のプルパカヤーの呼称はブナガヤやキジムナーに置き換えられつつあり、その傾向は他の地域でも)。キジムナー参照。
ブラガヤア
大宜味村謝名城などでのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
プルガヤー
沖縄本島宜野座村を中心とした地域などでのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
フルファガ
沖縄本島北部の田嘉里などでのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
ヘントナハンドーグヮー
ボージマヤー
沖縄本島北部、名護より北、親川から海側の地域と源川でのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
ボージャーグヮー
キジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
ホートイワ
ホートガー
怪異。神。沖縄本島近くの
ボゼ
神。精霊。奄美より北の、
マー
妖怪。怪異。沖縄の妖怪。鹿児島県では妖怪を意味する
マーザァービ
霊魂。沖縄の
マージャ
沖縄本島南部、
マージヤッピー
マーダーピィー
マーチャービの八重山での他の呼び名。マーチャービ参照。
マーチャービ
霊魂。沖縄の
マイナムン
奄美で、得体の知れない禍をもらたすものの総称をマイナムンと呼び、妖怪や幽霊を含む怪異。沖縄のマジムンに似ている。マイナムンは本土の「眉撫で物」が音便化したものと思われる(※恵原義盛氏の説)。マジムン参照。
マア
マカー
座間味い山。この山から薪を拾ってくると祟りがあり、熱病で頭の毛が抜けたりする病気になる。
マカンミチノサカダチユウレイ
幽霊。
マザービー
キジムナー参照。
マザーレーン
キジムナー参照。
マジャー
キジムナー参照。
マジャーグヮ
キジムナー参照。
マジャービー
キジムナー参照。
マジムン
マジムヌ
マジムン参照。
マジモン
マジムン参照。
マジャムン
マジムン参照。
マズムヌ
妖怪。幽霊。霊魂。沖縄の宮古島の、化け物や幽霊の総称。動物の怪の場合と、人の死霊や幽霊の場合がある。幽霊や死霊は人の方を向いて現れ、動物の怪の場合はこれが最後という時など滅多に人に顔を向けない点で区別できるという。マズムヌは、相手を食い殺すとか、呪うとか、生きていた時の怨念を晴らそうとするとされる。なお、この霊が来る時には山羊の臭いが強く漂うため、ツカサや
マズムン
宮古諸島
マダンバシノナナイロムーティ
ナナイロムーティ参照。
マディムヌ
八重山諸島などでのキジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
マゾーソス
マゾームヌ参照。マゾーソスはマゾームヌの誤字ともされるが、よくわかっていない。
マゾームス
マゾームヌ参照。
マゾームヌ
沖縄の石垣島地方の、化け物の総称。総称。沖縄本島のマジムンにほぼ同じ。ちなみに、マジムンの「ムン」や、マゾームヌの「ムヌ」は、「者/モノ」を意味する。
マブイ
霊魂。
マブイウトシ
マブイグミ
マブイコメ
マブイゴメ
マヤ
久米島仲里でのキジムナーのような妖怪。カーカプロー、キジムナー参照。
マヤーガマ
洞窟。沖縄本島の宜野湾市大山に、大山マヤーガマ洞穴遺跡がある。猫をマヤ―、洞穴をガマという。むかしこのマヤ―ガマに住む
マヤーグイオバー
マヤーツクグル
妖怪。沖縄の石垣島地方でいう怪鳥。「ミンツクグル」とも言う。「ツクグル」は「
マユンガナシ
神「
マンジー
マンジャー
マンジャースー
マンダー
マンダーピス
マンダー参照。
ミシゲーマジムン
妖怪。器物の怪。
ミチバタ
ミヅシカミ
ミミチリボージ
幽霊。
ミミチリボーヂ
ミミチリボージ参照。
ミンキラウヮー
妖怪。怪異。精霊。奄美大島の村里のマイナムン。
ミンツクグル
マヤーツクグル参照。
ムーティ
ナナイロムーティ参照
ムィティチゴロ
妖怪。奄美の
ムヌ
妖怪。怪異。形は漠然としていて定まらない。妖怪を「ヤナムヌ(嫌なモノの意)」ともいう。突然、人が行方不明になる神隠しを「ムヌニ・ムタリユン(ムヌに持たれる)」といい、また迷子になることを「ムヌ・マイー(物迷い)」というのはムヌからきている。別に、奄美の与論島だけにいる妖怪「ハタパギ」を「ムヌ」ともいう。ハタパギ参照
ムヌニムタリユン
ムヌ参照。
ムンバ
奄美の徳之島、伊仙町地方でいう妖怪。
ムヌマイー
モノマヨイ参照。
メリマツノカワラ
モーフンコクシ
幽霊。
モトブノイングヮーマブイ
モノマヨイ
怪異。物迷い。夕方になると子どもをさらって行く怪。琉球沖縄でいう
ヤエセダケノモーフンコクシ
モーフンコクシ参照。
ヤギマジムン
妖怪。動物の怪。
ヤギノマジムン
ヤギマジムン参照。
ヤチバー
沖縄本島中部、
ヤナムヌ
ムヌ参照。
ヤマワロ
ヤマンカミ
妖怪。怪異。精霊。奄美大島の山のマイナムン。
ヤマンボ
妖怪。怪異。精霊。奄美大島の山のマイナムン。山中に入った人が「ウーイ」と連れの者を呼ぶと、
ヤラムルチノジャー
ヤンパサカ
ヤンバサカー参照。
ヤンバサカー
沖縄本島北部、屋我地島周辺での呼び名。キジムナーのような妖怪。キジムナー参照。
ユーリー
幽霊。沖縄本島の
ユウレイ
ユイヌミーマジムン
妖怪。
ユイピィトヌマイ
ユピトゥンガナシ参照。
ユイピトゥガナシ
ユピトゥンガナシ参照。
ユガラドリ
ゆがら鳥。
ユサンリ
アコークロー参照。
ユシトゥンガナシ
ユピトゥンガナシ参照。
ユナーメー
妖怪。髪の毛がぼうぼうの妖怪。那覇上泉町(
ユナバル・ヤージー
ユナバルヤージーの、ユナバルは地名の与那原で、ヤージーは苗字の屋宜である。男の怪物だという。
ユナバルヤージー
ユナバル・ヤージー参照。
ユナワ
妖怪。奄美の徳之島の妖怪。夜、群れをなして歩く豚の妖怪で、人の股をしきりに
ユピトゥンガナシ
ヨーガラサー
ヨーレ
幽霊。幽霊を奄美ではヨーレという。ユーリー参照。
ヨナバルヤージー
ユナバルヤージー参照。
ヨハシト
ワーウー
妖怪。(単に醜いの意の場合も。)恐ろしい
ワカサノナカニシヘーイ
ナカニシヘーイ参照。
ワニ
神。海の神。海の神の使い。琉球民話にも出てくるワニとは
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「伝説・歴史・雑学・言い伝え等 琉球沖縄の、もののけ 沖縄の旅」 新着20件 → 目次(サイトマップ) 設置方法 |
「明治時代中期の沖縄の風俗」
ご訪問、ありがとうございます。
『沖縄風俗圖繪』
(風俗画報臨時増刊/明治29・1896年/琉球史料研究会発行)
を手に入れました。
※中身の最初の
https://img03.ti-da.net/usr/t/o/t/totoro820/0004ss1.jpg
※なお琉球では一般の
つまり
「百姓」と書いて、「ひゃくせい」と発音しました
(※つまり農民も含むものの農民という意味ではありませんので注意)。
読むのが楽しみです。
では。
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「琉球沖縄の、もののけ 琉球沖縄(初期長編)」 新着20件 → 目次(サイトマップ) 設置方法 |
「沖縄の軽便鉄道
事件
ご訪問、ありがとうございます。
一般的には過去に起きた日本で最大の鉄道事故は、1940年(昭和15年)の
ところがそれを上回る大事故が、1944年の戦時中の
事故による爆発があまりに
なお2020年(令和2年)、NNNがドキュメント「封印~沖縄戦に秘められた鉄道事故~」を作成して放映。その番組を見て初めて知った人、思い出した人もいたという。(※番組はネット検索すれば視聴可能)
ネットに情報もあり、すでにご存じの方もいらっしゃっるとは思うが、過去に沖縄で起きた日本最大の鉄道事故をここで取り上げてみる。
「沖縄県営鉄道輸送爆薬爆発事故」は、1944年(昭和19年)12月11日、沖縄の県営鉄道・糸満線で発生した鉄道事故。南風原村神里集落を通過中だった軽便鉄道が大爆発を起こした事故で、220人以上が死亡。生存者3名。鉄道事故として日本史上最悪の被害を出す。
当時、
1944年12月11日、兵士と
途中、古波蔵駅で、燃料補給と方向転換のため、機関車と6両編成の
事故原因は、蒸気機関車のすぐ後ろ1両目に積まれた大量のガソリン入りドラム缶に、機関車から出た火の粉が引火し大爆発を起こしたため。また戦闘用弾薬などが大量に積まていて次々に誘爆したため。加えて、線路
日本軍はこの事故により、兵士や医療物資とともに、数百トンという武器弾薬を失うという大被害を
以上が、大事故のあらましである。
ちなみに、軍では屋根の無い
最後に、
沖縄戦、並びに、この事故、
そして過去の鉄道事故で亡くなられた方々に、
謹んで心からご冥福をお祈りし、
記事を終わりたいと思う。
では。
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