みんなで楽しもう！
～琉球沖縄の、先祖から伝わってきたお話～
～琉球沖縄の、先祖から伝わってきたお話～
奄美･沖縄本島･沖縄先島の伝説より、第113話。
ビジュルの話
トゥールガマの
あるお
お
これは
そう
※この話の参考とした話
①沖縄本島・沖縄県具志川市前原～『ふるさとの昔ばなし 具志川市の民話』一
Copyright (C) 横浜のtoshi All Rights Reserved.
●伝承地
①沖縄本島・沖縄県うるま市前原～トゥールガマの中にビジュルがあって、また別の場所にもビジュルがある。一方が男のビジュルで、他方は女である。おじいさんが牛の草を刈って帰る時、朝の十時頃であったがウンジャマガーニーのところで目が見えなくなってしまった。その日はちょうどトゥールガマのビジュルとウンジャマガーニーのビジュルが夫婦で会う日であった。稲光が光ったようになって、おじいさんは目が見えなくなり、草をたくさん担いだまま川に落ちた。鎌をさしていたので手にケガをしてしまった。家に帰って、「このケガはどうしたのか」と聞かれて、「ウンジャマガーニーの近くで草を担いで歩いているとビジュルが来て稲光がピカピカしたので目が見えなくなって、川に落ちて鎌でケガをした」と言うと、「これは何かの前兆ではないか。」と言うので、おじいさんは占い師にその事を話した。すると占い師が、「近くに仏さんがいるか」と聞くので、「います。トゥールガマには男と女の神がいる」とおじいさんが言うと、「いつもではないが、何年かに一度、稲光を交わして夫婦が会う時があり、その時にちょうど近くにいたのだ」という話。(『ふるさとの昔ばなし 具志川市の民話』(一）)
※ビジュル信仰 (びじゅるしんこう)～主に、沖縄本島で多くみられる霊石信仰で、豊作、豊漁、子授けなど、様々な祈願がなされる。十六羅漢の一つの賓頭盧(びんずる)がなまった言い方で、多くは人の形をした自然石がティラと呼ばれる洞穴などに祀られている。例祭は旧暦９月９日。
①沖縄本島・沖縄県うるま市前原～トゥールガマの中にビジュルがあって、また別の場所にもビジュルがある。一方が男のビジュルで、他方は女である。おじいさんが牛の草を刈って帰る時、朝の十時頃であったがウンジャマガーニーのところで目が見えなくなってしまった。その日はちょうどトゥールガマのビジュルとウンジャマガーニーのビジュルが夫婦で会う日であった。稲光が光ったようになって、おじいさんは目が見えなくなり、草をたくさん担いだまま川に落ちた。鎌をさしていたので手にケガをしてしまった。家に帰って、「このケガはどうしたのか」と聞かれて、「ウンジャマガーニーの近くで草を担いで歩いているとビジュルが来て稲光がピカピカしたので目が見えなくなって、川に落ちて鎌でケガをした」と言うと、「これは何かの前兆ではないか。」と言うので、おじいさんは占い師にその事を話した。すると占い師が、「近くに仏さんがいるか」と聞くので、「います。トゥールガマには男と女の神がいる」とおじいさんが言うと、「いつもではないが、何年かに一度、稲光を交わして夫婦が会う時があり、その時にちょうど近くにいたのだ」という話。(『ふるさとの昔ばなし 具志川市の民話』(一）)
※ビジュル信仰 (びじゅるしんこう)～主に、沖縄本島で多くみられる霊石信仰で、豊作、豊漁、子授けなど、様々な祈願がなされる。十六羅漢の一つの賓頭盧(びんずる)がなまった言い方で、多くは人の形をした自然石がティラと呼ばれる洞穴などに祀られている。例祭は旧暦９月９日。
この記事へのコメント・感想・ゆんたくはじめ、お気軽にお書き下さい。承認後アップされます。
Posted by 横浜のtoshi
at 2011年06月04日 23:12
at 2011年06月04日 23:12不思議な話ですね～？
このおじいさんは偶然にも近くに居合わせたんですね。
占い師にこのことを話したその後の話が気になります・・（笑）
何かの前兆、それは何の前兆だったんでしょうか～。 （＾～＾）
Posted by 笑い猫 at 2011年03月03日 17:03
at 2011年03月03日 17:03コメント以外の目的が急増し、承認後、受け付ける設定に変更致しました。今しばらくお待ち下さい。
| 「琉球沖縄の伝説・沖縄本島編」 新着20件 → 目次（サイトマップ） 設置方法 |
