布織岩 ~琉球沖縄の伝説

2011年03月11日

Posted by 横浜のトシ(爲井) at 20:20│Comments(2)琉球沖縄の伝説・沖縄本島編

みんなで楽しもう!
~琉球沖縄の、先祖から伝わってきたお話~

奄美・沖縄本島・沖縄先島の伝説より、第122話。


布織岩(ぬのおりいわ/ぬぬういいわ)



 布織岩(ぬのおりいわ/ぬぬういいわ)は、(むかし)(おっと)中国(ちゅうごく)(たび)して、(つま)が、やがて(かえ)ってくる(おっと)(むか)えるため、布織岩(ぬのおりいわ/ぬぬういいわ)(ぬの)()ったので、この()()いたそうな。 

 
※この話の参考とした話
柳田~「布織石」
沖縄本島・沖縄県島尻郡伊是名村字仲田~『いぜな島の民話』


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●伝承地
柳田~「布織石」
沖縄本島・沖縄県島尻郡伊是名村字仲田~あれはね、布織岩は。やはり、昔の夫は唐旅をして、戦争をしに行ったからね、(妻が)夫を迎えるために、(夫は)唐旅をしているのだから、夫を迎えるために、布織岩に、布を持っていって、布を織ったので、布織岩といっているって。そういう話だよ。(『いぜな島の民話』)


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双子の、す~み~サン、もう一人のす~み~です(*≧m≦*)ぶ!

冬に伊是名に行った時、
仲村渠マカテと松金の、悲しい恋の物語、
まさに、前に話題にした、美織所(ちゅらういんじょ)と、
どうもこの話は、違うようなんです。

そもそも、布織岩が、実はよく分かりません。
もっと調べないととは思いつつ、忙しくて、ブログに書くので精一杯でした。

特に、元の話の、
伊是名島から中国に、夫が戦争に行っているというのが、最大の謎。

琉球王朝が、中国と戦争した話なんて、聞いた事がないし、
豊臣秀吉の軍に、伊是名島から兵隊として加わっていたなら、
これは、歴史がくつがえる、新たな琉球国と島津藩と豊臣との関係になりそうです。

正直言って、織物は、笑い猫サンとか、首里高の染織科の先生でないと、
僕には、チンプンカンプンなんです。

ただ、大島紬と沖縄の物では、
織る条件が、違うんじゃないかなあ。
そもそも沖縄や奄美には、芭蕉布や久米島紬はじめ、色々あるから、
沖縄の気候に合った、湿気があっても大丈夫な、織り方のはず。

でも、難儀であるのは、間違いのないところです。
何しろ、織物で、租税を払っていたわけで、かなり過酷な仕事だったと、
色々な文献や物語には、出ています。

それから、直美ちゃん、何と那覇マラソンに続き、
明日も、マラソンに出るんだって!
古宇利島のマラソンだって!スゴスギル~
Posted by 横浜のtoshi横浜のtoshi at 2011年03月12日 01:19


つまり、岩がある場所だから、
海岸近くで、
機織りをしていたんかな?

以前も、カキコしたけれど、
うちの母が、大島を織っていたもんで、
その時の様子と重ね合わせた際、
湿気があると、結構、織りにくいはず(^^;

また、脚元が安定してないと、
これまた、難儀だはず(^^;;

だから、難儀しながら、織っていらしたのかなぁ、
なんて、あれこれ余計な心配して読んでました(^^;;
Posted by す〜み〜☆ at 2011年03月11日 20:29


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