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~琉球沖縄の、先祖から伝わってきたお話~
~琉球沖縄の、先祖から伝わってきたお話~
奄美・沖縄本島・沖縄先島の伝説より、第173話。
注
※御帰参~1、帰ってくること。2、一度ひまをとった主人のもとに再び仕えること。3、勘当されて家を出た者が、許されて親元へ帰ること。
※御武運~戦いの勝ち負けの運命。また、武士・軍人としての運命。
※御応護~仏語。衆生の祈願に応じて、仏や菩薩(ぼさつ)が守り助けること。
※神鏡~「しんけい」とも。1、神社などで神霊として祭る鏡。2、神前に掛けておく鏡。3、三種の神器の一である八咫鏡(やたのかがみ)のこと。
※神体~霊代(みたましろ)・御正体(みしょうたい)とも。神霊の宿る神聖な物体。神道の礼拝の対象。神社の本殿などに奉安する。最も古くは,奈良の三輪山や富士山などのように,山そのものを神体とする例があるものの、一般的に、自然物では岩石や樹木など、加工品では鏡、玉、剣、御幣、神像(絵画、彫刻、鋳造物)など。
※地をトす~土地の吉凶を占うこと。また、土地を選定すること。
※この話の参考とした話
①柳田~「平家谷」
②奄美・鹿児島県大島郡喜界町志戸桶~『喜界島の民俗』
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●伝承地
①柳田~「平家谷」
②奄美・鹿児島県大島郡喜界町志戸桶~伝説によると、十三世紀初頭、平資盛に率られた平家の一党が沖名泊から上陸して来たといわれている。泊の上の小山には天神の社がある。これは平家が「海上平安にて地を踏ませられまた御帰参御武運御応護のために神鏡を御神体として」祀ったといい伝えている。上陸した平家は地をトして志戸桶・佐手久両村の境なる茅畑に城を構えて七城と称し三年いて後大島に渡ったという。(『喜界島の民俗』)
①柳田~「平家谷」
②奄美・鹿児島県大島郡喜界町志戸桶~伝説によると、十三世紀初頭、平資盛に率られた平家の一党が沖名泊から上陸して来たといわれている。泊の上の小山には天神の社がある。これは平家が「海上平安にて地を踏ませられまた御帰参御武運御応護のために神鏡を御神体として」祀ったといい伝えている。上陸した平家は地をトして志戸桶・佐手久両村の境なる茅畑に城を構えて七城と称し三年いて後大島に渡ったという。(『喜界島の民俗』)
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