てぃーだブログ › 琉球沖縄を学びながら、いろいろ考えていきたいな~ › 沖縄の旅 › 風に吹かれて、宮古島の旅~第5日目・宮古島2周目
はいさい、今日(ちゅー)拝(うが)なびら。

今日は、宮古中のレンタカー会社に電話して、
やっと1日だけ、レンタカーを借りられました。

今日の大きな目標は、島尻の漁港から、
神の島、大神島に渡ること。

大神島は、とても神聖な島とされていて、
久高島同様に、
何も島から持ち出してはいけない島です。

昨日、豪雨の中、震えながら調べまわった、
パーントゥの村の近くの、
島尻の漁港から、船に乗ります。

フェリーはないので、人だけ渡ります。
チケットは、船に乗って、往復を買いました。

大神島は、とても小さい島なので、
徒歩で十分です。

道は、着いた漁港から、左右の海岸線の道が1本ずつ、
そして、島の頂上に向けて、上がっていく1本の、
わかりやすい3本しかない、わかりやすい島です。

家も、港の近くから十数件しかありません。
すれ違ったオバー達は、とっても気さくな人でした。

まず、左の海岸線を歩いてみました。
ちょうど、島の、反対近くまで伸びる、
平坦な、道です。
途中、お墓がありました。

貝をかぶった、ヤシガニの赤ちゃんがいたので、
一緒に、散歩。

後で、
キュッ、キュッと鳴き出して、驚きました。
ヤシガニって、鳴くんだなあ。

海と反対側の小さな干潟には、
メタルの赤や青の、小さなカニ。
また、奇石がまた、いくつもあり素適でした。

また、海側のあちこちで、
握りこぶしぐらいの(おいしそうな)カニや、
きれいな魚が、色々なところで泳いでいました。

行きどまりまで行って、戻って来て、
今度は、反対側の、海岸線を、歩きました。
こちらは、そんなに距離がありませんでした。

さて、再び港に戻って、
いよいよ、島の遠見台に向かって、
登っていきました。
かなり、きつい坂といえます。

島の、外部の訪問者の来島を拒まないことで、
有名な島ですが、
実際、島の人は温和で、優しい感じでした。
大神島は、坂が多くて、大変ですよと、
オバーが何人も、声をかけて下さいました。

遠見台に着く手前に、
かの有名な秘祭、
「祖神祭(うやがん)」の中心となる御嶽、
大神御嶽(おおがみうたき)があります。
ここで、しばし手を合わせました。

大神島の、祭事は、
島以外の人には秘密なので、
島外の人に対して、
排他的なんていわれるのかもしれません。

展望台からの眺望ですが、
これがまた絶景なんです。

恐らく、僕の中では、
伊江島タッチューとここが、
一等賞という感じでした。

360度のパノラマは、
天気が良かったので、最高でした。

池間島や宮古島はもちろん、
その向こうの、伊良部島まで、よく見えました。

しばし休憩して、
下の港に向かうと、調度、次の船に間に合います。

ただ僕は、
沖縄を旅する時、
必ずどこかで、ボッ~とする時間を作るので、
ここだと思って、遠見台で時間をとり、
下に戻って、最初の海岸線を歩いていって、
そこの砂浜で、ぼんやりしました。

たっぷり2時間、ぼんやりして、
再び、宮古島に戻り、
昨日、あまりの悪天候のため、
散々探したのに見付からなかった、
島尻の、島尻橋(スマジィーバシ)探索。

ありました~。

実は、史跡などを回る中で、
島尻のマングローブ林の遊歩道があり、
史跡に関係がないので、無視してたんです。

この遊歩道の殆どが、
島尻橋(スマジィーバシ)関連なんです。

現地の説明も、マングローブについてが多くて、
実は、自分が歩いている地面が、
島尻橋(スマジィーバシ)や、
それに続く石垣の道だと、気づかない人も、
多い気がします。

琉球時代の中期、なぜ、ここに、
誰が、何の目的で、これを造ったのか、
謎にみちています。

の造りには、
言うまでもなく、驚嘆してしまいました。

この地域に関する歴史は、謎めいています。

その後、見てなかった、
残った砂山ビーチやパイナガマビーチや、
海中公園や四島の主の墓はじめ、
拝所(うがんじゅ)をいくつか見て、
宮古市総合博物館に行きましたが、
閉まっていたので、明日に。

レンタカーを返却し、
夕方から連日の日焼けに苦しみはじめ、
台風の事もあるので、早めに宿へ。
では。



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