てぃーだブログ › 琉球沖縄を学びながら、いろいろ考えていきたいな~ › 沖縄の旅 › 風に吹かれて、宮古島の旅~第6日目最終日・宮古島3周目

風に吹かれて、宮古島の旅~第6日目最終日・宮古島3周目

2011年08月27日

Posted by 横浜のトシ(爲井) at 20:20│Comments(2)沖縄の旅
はいさい、今日(ちゅー)拝(うが)なびら。

実は、このところ、
ベニヤ1枚の、お隣りさんが、
夜中の2時・3時に、ドッタンバッタン。
眠れていませ~ん。

つくづく、那覇の光の宿さんの、
ありがたさが身に浸みます。

更に、追い打ちをかけたのが、
借りた原付のヘルメット、工事現場用?

日焼け止めは塗っても、強い雨で流れ、
その後に、強い日差しを受けて、
顔面、火傷にも苦しんでいます。

むかし、沖縄のオバーから習った方法に加え、
日焼け後の、アロエのローションを購入して、
何とか、耐えています~。

さて、
まずは、真っ暗なうちに、原付で、宮古島を1周。

星が、とってもきれい~。
でも、みんな寝ていて、ああもったいない。

早朝、宿に戻って、
いよいよ、宮古島の旅の最終日のスタート。

先ずは宿をチェックアウトして、荷物を空港のロッカーに。

那覇空港とは、天と地ほどの、大違い。
いじわるな警官もいないし、
宮古空港は特に、とってもバイクに優しい空港。
無料の駐車置き場が、空港のま正面に。

タクシーは、何度も利用しましたが、
とても愛想がよい人と、よくない人が半々。
運転は、あらい人が多かったです。

まず原付に給油して向かったのが、
昨日、開館時間に、間に合わなかった、
宮古島市総合博物館。

大変に幸運だったのが、研修室でのイベント。
久米島紬と宮古紬の、糸つぎを、見て体験できたこと。

蚕のまゆから、糸を作っていく久米島紬に対して、
宮古上布のように、草から、糸を作っていく方法。

見て説明を受けたことなら、今まで何度もあったものの、
自分で、体験したのは、初めてのこと。

草から、繊維を、1本取り出すと、髪の毛より細い。
僕も、何とか教えられるままに挑戦して、
出来たものの、
なぜか、取り出した糸、半分の長さしかなくなってる~。

伝統に裏打ちされた、ワザ、
チムでしっかり受け止めました。

それから、平良の、御嶽めぐり総決算。

宿の人はじめ、まったくわかっていませんが、
宿その物が、実は「外間(プカマ)御嶽」。

道路の拡張と、歴史の運命のため、
宿の横に、小さくへばりつくようにある、
外間(プカマ)御嶽は、
まったく新しく作り直された小さな御嶽。
明らかに御嶽の森は、
僕が泊まった宿や道路で、今は消滅。

恩河里之子親雲上(気づかず飛ばしていた)
ウプカー、大和井(やまとぅがあ)、ンーヌ主主御嶽、
船立堂、仲屋金盛ミャーカ、ユーラジ御嶽などを回る。
宿の目の前なのに、意外に見落としていて苦笑。

またまた、蜘蛛の巣と、蚊との戦い!
大和井や、洞窟は、
す~み~サンだったら、入っていくよな~と考え、
気合いと根性で、入っていきました。

でも、季節がら、とにかく平良の御嶽は、
やたらに、しつこい、小さな蚊が多い。

さて、それからが、悩みどころ。

この何年、食べようか、やめようか、
散々、迷っているヤシガニを食べることを、ついに決断。

パイナガマ・ビーチ前の「悟空」へ。

ヤシガニは時価。
シロとクロがあるそうで、
一番小さな蒸したシロちゃん¥3,100と、
宮古そば(小)と、
後で、宮古牛のにぎり(¥250×2)を注文。

ミソは、さすがにカニには及ばないものの、
ザリガニ系なのに、クセもニオイもなく、
珍味どころか、普通に、美味しい。
花咲ガニや、ロブスターと違ってクセがない。

何しろ、カニのように、すばしっこくないため、
琉球~沖縄の長い期間で、乱獲がすすみ、
今では、沖縄でもなかなか食べられないのと、
なぜか値段が、とても高いので勇気がいるわけです。

さすがに、
那覇の公設市場の、汚い水槽の中のヤシガニに、
高い、お金を出そうと思う人は、いない。

それに加えて、雑食のために何でも食べるため、
風葬による人の死肉も食べることから、
長い歴史の間に、
人の方の考え方が、変わってしまったために、
食べることを忌み嫌う人が、増えてしまいました。

更に、ヤシガニ自身には、毒がないものの、
雑食のために、何でも色々と食べるため、
近年は、変な物を食べたヤシガニを食し、
中毒を起こす人が、時々、いるわけです。

でも、それはまた、
人が自然の生態系を壊した報い。

海岸の、公衆便所にも、いたりするので、
ヤシガニを食べるなんてと考える人が増えたとか。
美味しい化学合成着色料がお好みなのか?

それから、平良の図書館で、
書籍を調べようと言ったところ、
民俗学や民話は、分室の図書館とのこと。
場所を教えてもらったら、
またまた、宿の、直ぐ近く(苦笑い)。

実に、有意義な、宮古6日間の旅でした。



同じカテゴリー(沖縄の旅)の記事

この記事へのコメント・感想・ゆんたくはじめ、お気軽にお書き下さい。承認後アップされます。
ルミさん、はいさい、今日(ちゅー)拝(うが)なびら。

宮古島を中心とした6日間の旅、無事終了しました。
絶対に行きたい所は、全て行かれたので、良かったです。

もちろん、
それ以外にも、色々な所に行かれて、嬉しかったです。

通り池、物語が、そもそも無理がありますよね。
そもそも行ってみればわかる通り、
池の、ほとりなんて、ないんであって、
しかも、池のわきで、昼寝をするなんて、ありえません。
海風がたとえそよいでも、だいいち、日差しを遮る木や岩や草が、ありません。
これから、再度、考え直したいと思います。

何もしないで、ボッーっとする時間は、
沖縄では、この数年、必ず作る事にしています。
特に、先に荷物を空港に届けて、
時間まで、瀬長島でボッ~とするのが定番。
都会に戻ったら、また、分刻みの生活が、待っていますから。

大神島では、
海に下りるコンンクリートの階段が殺風景だったので、
海辺で貝を拾って、
階段の左右に、きれいな貝を敷き詰めて、勝手に並べてました。
あっという間に、一時間半、経ってました(笑)。
もちろん、人っ子一人、いない海岸です。

そういう意味がない贅沢な時間を、沖縄では、大切にしようと心掛けています。
都会の生活を離れて、沖縄に来てあくせくしないよう、気をつけています。

ヤシガニ、僕も、何度も挑戦しようとして、やっとです。
昨日の、直前まで、やっぱり今までのように、止めようか、悩みました。

久米島紬、宮古上布の、糸のつぎ体験ですが、
民話にも、恋人や夫のために、若い女性や妻が織る話などが、
よく出てくるわけですが、根気のいる手作業です。

それでいて、長い歴史に裏打ちされた、人間の知恵と技術が凝縮されているともいえます。

たまたま、日焼けが、一番酷い時に、お会いしました。
朝には、もう赤かった火照りもひいて、今はもう、単なるマックロ・クロスケです。

『雪塩』の、袋が白いのは、雪塩製塩所で買ったあかしです。

それと、平良の商店街の「塩屋」ですが、
塩ソフトクリームを、時間があったら、まず一口、食べてみて下さい。
次に、テーブルに、色々な塩が置いてあって、
ちょっと、振りかけては、一口ずつ、是非、お試しを。

いよいよ残りは、与那国や波照間、そして、奄美(奄美大島・加計呂麻以外)です。

特に、島一つひとつの、その連続の中で、
琉球国が、実際に、どういう状態だったかを、知りたいのです。

本当は、鹿児島から、島づたいに、一つひとつ見ていきたい所ですが、
それはなかなか、叶いません。

ちなみに、ルミさんのスコーン、あっという間になくなりました~。
僕は作りませんが、実は、スコーンにはまった事があります。
とっても美味しかったです。
では。
Posted by 横浜のtoshi横浜のtoshi at 2011年08月28日 15:04


横浜のtoshiさん
こんにちは~

宮古島…5日間の充実した旅も無事終了 …お疲れ様でした。

何もしないでぼーっとする時間
案外、その後の気づきなどがあり 良いかも知れませんね。

ヤシガニは、私も未経験ちょっと勇気いるかも

久米島紬、宮古上布の糸のつぎ体験…
根気のいる手作業なんでしょうね

顔の日焼け…

昨夜 ちゅららで お会いした時、あまりの 日焼けに(黒い~赤い!)にビックリしましたよ~

ブログを読んで ナルホド!でした
お大事に

多良間の『パナパンビン』
宮古島の『雪塩』
ありがとうございました。
パナパンビンは家族でいただきましたよ~
美味しいかったです
まずは、宮古島制覇!? おめでとうございます
Posted by ルミ at 2011年08月28日 13:30


コメント以外の目的が急増し、承認後、受け付ける設定に変更致しました。今しばらくお待ち下さい。

※TI-DAのURLを記入していただくと、ブログのプロフィール画像が出ます。もしよろしければ、ご利用下さい。(詳細はこの下線部クリックして「コメ★プロ!」をご覧下さい。)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
沖縄の旅」 新着20件  → 目次(サイトマップ)       設置方法