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琉球沖縄の自由民権運動の父、謝花昇の特別展へ

2015年11月18日

Posted by 横浜のトシ(爲井) at 04:20│Comments(0)沖縄の旅
こんにちは。横浜のtoshiです。

去る、11月14日(土)、
琉球沖縄の自由民権運動の父、謝花(じゃはな)(のぼる)の、
生誕150年 記念特別展を、見に行ってまいりました。
奸謀(かんぼう)(えさ)となる(なか)れ」と(めい)打ち、開催中。

今回の特別展示のみどころは、
謝花によって発刊された書籍「沖縄持論」の、
(近年に発見された)創刊号の展示。
もちろん、ほかの常設展示(じょうせつてんじ)も、再度、見てきました。

個人的には、
以前、謝花(じゃはな)常設展示(じょうせつてんじ)を見にいった時、
その展示の、すごさに圧倒されたものです。
昔、謝花(じゃはな)(のぼる)を知り、すぐに『謝花昇集』を買って読み、
すごい人が沖縄にはいるもんだと思ったものです。
その後、常設展示(じょうせつてんじ)を知って足を運んだわけですが、
行ってよかったと最も印象が強かったのが、
謝花(じゃはな)(のぼる)を支えた、奥様の存在。
その名を、謝花(じゃはな)清子(きよこ)(旧姓、長田)さんとおっしゃいます。
すごい方だったと想像がつきます。
明治9年~昭和37(1962)年9月13日
(私が生まれた年に亡くなられてる。)
(10月18日には、
謝花昇生誕150周年記念式典が、八重瀬町中央公民館で行われた模様。)


なお、具志頭(ぐしちゃん)歴史民俗資料館は、
決して広くはない展示場でありながら、
大変じょうずに展示がまとまっているだけでなく、
なかなか中身も充実していますから、
それだけでも、行く価値がありますよ。
琉球沖縄の歴史が、
実に、コンパクトに良くまとまっています。
入館料は、あの展示で、大人200円(小人100円)
(※具志頭歴史民俗資料館の展示をみれば、
素晴らしい学芸員の方々がいらっしゃるのだとわかります。)


期間:2015年10月14日ー12月6日
場所:八重瀬町立歴史民俗資料館
開館時間: 9時~17時
休館日:月曜日
琉球沖縄の自由民権運動の父、謝花昇の特別展へ

沖縄の歴史の中には、
よく知られた人以外に、
あまり知られていない、
すごい人達が、たくさんいるんです。
琉球國時代にも、そして今に続く沖縄の中にも。
あまりに画一化している、
今の沖縄の歴史に関する書籍から、
落ちている人々、物事が、
やがて、日の目を見る日が来ることを、
願ってやみません。


※補足
〜「具志頭」ですが、沖縄県島尻郡に属していた具志頭村(ぐしかみそん)は、方音で「ぐしちゃん」と発声することもあり、具志頭村(ぐしかみそん)具志頭(ぐしちゃん)、つまり字で表記される地域の具志頭の発音は「ぐしちゃん」でした。それより前の時代は具志頭村(ぐしちゃんそん)で、その前は具志頭間切(ぐしちゃんまぎり)でした。なお、2006年1月1日に、具志頭村と東風平(こちんだ)町は合併して八重瀬町となり、具志頭村と東風平町はなくなって地区となり、それぞれにあった具志頭と東風平という地域は八重瀬町としてあります。なお、具志頭歴史民俗資料館は、2001年(平成13)に具志頭村立歴史民俗資料館として開館し、現在は八重瀬町立具志頭歴史民俗資料館となっています。そして、謝花昇は、東風平間切東風平村に農家の長男として生まれた人です。ですから、八重瀬町立である具志頭歴史民俗資料館は地元なのであり、謝花昇の研究には欠かせない資料館であるわけです。




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