はいさい、今日 拝 なびら。
本日の話題は、これ。
言わずと知れた、
日本を代表する国民的映画です。
寅さん映画とも呼ばれて48作ありますが、
特別篇 の第49作を含 んで、
「全49作品」からなります。
本来、49作になるはずだった、
『男はつらいよ寅次郎花遍路 』は、
ほとんどの撮影を前にして、
寅さんこと渥美 清 さんが死去され、
「男はつらいよ」シリーズが、
それまでの48作で、突然、
幕を閉じてしまったのでした。
根強い寅さんファンの人気に応 えるため、
マドンナの中で最も人気があった、
リリーに関わる作品のシーンなどを、
25作に追加する形で、
この増補版 の、特別篇が作られました。
その結果、
『男はつらいよ』シリーズには、
第25作の、
『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』と、
その増補版の第49作、
『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花特別篇』の、
なんと2つの、
沖縄を舞台にした作品が存在します。
つまり、
48作品の中から特に第25作が選ばれて、
第49作が生まれたというわけです。
なお、
寅さんの生前 最後に撮影された第48作、
『男はつらいよ 寅次郎紅の花』は、
奄美大島の直ぐ横、
加計呂麻島 の諸鈍 が主な舞台。
3作品までもが、
琉球を舞台にしている事になります。
実はそれはそれほど驚くような事ではなく、
そもそもこの映画が始まる前の、
テレビ番組シリーズでは、
寅さんの最期は、
奄美でハブに噛 まれて死んでしまう設定。
その番組の打ち切りへの反響が大きく、
それが映画『男はつらいよ』に、
繋 がりました。
第25作の『ハイビスカスの花』は、
1980年8月に公開され、
その当時の沖縄を垣間見 ることができます。
特別篇でもそれは同じです。
すでに面影 が残っている所は減ってしまい、
まったく無くなってしまった施設 も、
少なくありません。
それだけ沖縄が、今もですが、
急激に変化してきた事を、
うかがい知る事が出来ます。
個人的に最も感慨 深いのが、
寅さんが銀バスに乗って、
「国際通り」を通過するシーン。
なんと、国際通りの真 ん中 にあった、
「むつみ橋の歩道橋」が映 り込 んでいます。
ある時にこの映画を見ていて、
忘れていた「むつみ橋の歩道橋」を、
思い出したのでした。
そういえば、
あそこに、むかし、歩道橋があったと。
その時に、調べてみたところ、
「むつみ橋の歩道橋」は、
1970年から1983年の間、
国際通りにあった唯一 の歩道橋なのでした。
なお、寅さんは、
空港からバスに乗って、
とんでもない経路をたどって、
リリーが入院している病院に行っています。
国際通りを通過し、
嘉手納の基地の横を通って、
新垣病院に着いています。
新垣病院とは、現在の、
オリブ山病院です。
また、本部の健堅に、
リリーの保養のために借りた家では、
沖縄では珍しいお風呂の煙突が出てきます。
またそこから、
はるばる離れた今帰仁の、
しかも本道からそれた道を、
死にそうに暑がって歩いていたところを、
母屋の長男の車と出会って、
乗せてもらうことになります。
ほとんど奇跡に近いのです。
そして、家から半分ぐらい戻った、
今の、ちゅら海水族館の前身、
当時の沖縄海洋博覧会の水族館に、
連れて行ってもらいます。
また、その水族館の人たちと、
なんと、はるばるオクマのビーチまで行って、
カチャーシーを踊って、
健堅の家まで戻ったりもします。
遠いので、さぞ大変だったでしょう。
なお、本部で、
小舟のサバニから、
母屋の長男が魚をとるため、
海に飛び込むシーンがあります。
そのシーンの、
海の綺麗さといったら、
言葉に出来ないほどです。
実は、あまり知られていませんが、
琉球に伝わる民話の中に、
瀬底島と水納島の間の海の綺麗さが、
出て来ます。
沖縄本島周辺で、最も綺麗だとも。
そして昔からその事を、
知っていた人たちがいるのがわかります。
なお、今それを確認する簡単な方法は、
水納島へ行く航路で、
簡単に確認出来ます。
陸地からは、なかなか確認出来ません。
そもそも、
沖縄をよく知っている人はご存知の通り、
沖縄本島に美しいビーチや海は、
あまりありません。
もちろんそれは、
他の沖縄の離島や奄美に比べての話です。
近年、やっと、
古宇利島まで橋がつながったので、
その美しさを沖縄本島でも知る事が、
出来るようになりました。
ただ離島に行けば、
いくらでも美しい海が、わんさか。
そして、
エメラルド・ブルーも、色々なのです。
沖縄と奄美の島々を回ってきた私にとって、
秘密のビーチ、秘密の場所は、
数え切れないほどあり、
その美しい海は、
一つひとつ異なりますから、
沖縄や奄美の旅はやめられません。
なお、ほかの沖縄シーンについて、
ご質問があればどうぞ。
個別に、お答え致します。
民話研究の合間 、
ロケ地は、以前、すべて回りましたので。
また『ホテルハイビスカス』のロケ地も、
全部回りましたので、どうぞ。
では。
本日の話題は、これ。
『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』
言わずと知れた、
日本を代表する国民的映画です。
寅さん映画とも呼ばれて48作ありますが、
特別
「全49作品」からなります。
本来、49作になるはずだった、
『男はつらいよ寅次郎
ほとんどの撮影を前にして、
寅さんこと
「男はつらいよ」シリーズが、
それまでの48作で、突然、
幕を閉じてしまったのでした。
根強い寅さんファンの人気に
マドンナの中で最も人気があった、
リリーに関わる作品のシーンなどを、
25作に追加する形で、
この
その結果、
『男はつらいよ』シリーズには、
第25作の、
『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』と、
その増補版の第49作、
『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花特別篇』の、
なんと2つの、
沖縄を舞台にした作品が存在します。
つまり、
48作品の中から特に第25作が選ばれて、
第49作が生まれたというわけです。
なお、
寅さんの
『男はつらいよ 寅次郎紅の花』は、
奄美大島の直ぐ横、
3作品までもが、
琉球を舞台にしている事になります。
実はそれはそれほど驚くような事ではなく、
そもそもこの映画が始まる前の、
テレビ番組シリーズでは、
寅さんの最期は、
奄美でハブに
その番組の打ち切りへの反響が大きく、
それが映画『男はつらいよ』に、
第25作の『ハイビスカスの花』は、
1980年8月に公開され、
その当時の沖縄を
特別篇でもそれは同じです。
すでに
まったく無くなってしまった
少なくありません。
それだけ沖縄が、今もですが、
急激に変化してきた事を、
うかがい知る事が出来ます。
個人的に最も
寅さんが銀バスに乗って、
「国際通り」を通過するシーン。
なんと、国際通りの
「むつみ橋の歩道橋」が
ある時にこの映画を見ていて、
忘れていた「むつみ橋の歩道橋」を、
思い出したのでした。
そういえば、
あそこに、むかし、歩道橋があったと。
その時に、調べてみたところ、
「むつみ橋の歩道橋」は、
1970年から1983年の間、
国際通りにあった
なお、寅さんは、
空港からバスに乗って、
とんでもない経路をたどって、
リリーが入院している病院に行っています。
国際通りを通過し、
嘉手納の基地の横を通って、
新垣病院に着いています。
新垣病院とは、現在の、
オリブ山病院です。
また、本部の健堅に、
リリーの保養のために借りた家では、
沖縄では珍しいお風呂の煙突が出てきます。
またそこから、
はるばる離れた今帰仁の、
しかも本道からそれた道を、
死にそうに暑がって歩いていたところを、
母屋の長男の車と出会って、
乗せてもらうことになります。
ほとんど奇跡に近いのです。
そして、家から半分ぐらい戻った、
今の、ちゅら海水族館の前身、
当時の沖縄海洋博覧会の水族館に、
連れて行ってもらいます。
また、その水族館の人たちと、
なんと、はるばるオクマのビーチまで行って、
カチャーシーを踊って、
健堅の家まで戻ったりもします。
遠いので、さぞ大変だったでしょう。
なお、本部で、
小舟のサバニから、
母屋の長男が魚をとるため、
海に飛び込むシーンがあります。
そのシーンの、
海の綺麗さといったら、
言葉に出来ないほどです。
実は、あまり知られていませんが、
琉球に伝わる民話の中に、
瀬底島と水納島の間の海の綺麗さが、
出て来ます。
沖縄本島周辺で、最も綺麗だとも。
そして昔からその事を、
知っていた人たちがいるのがわかります。
なお、今それを確認する簡単な方法は、
水納島へ行く航路で、
簡単に確認出来ます。
陸地からは、なかなか確認出来ません。
そもそも、
沖縄をよく知っている人はご存知の通り、
沖縄本島に美しいビーチや海は、
あまりありません。
もちろんそれは、
他の沖縄の離島や奄美に比べての話です。
近年、やっと、
古宇利島まで橋がつながったので、
その美しさを沖縄本島でも知る事が、
出来るようになりました。
ただ離島に行けば、
いくらでも美しい海が、わんさか。
そして、
エメラルド・ブルーも、色々なのです。
沖縄と奄美の島々を回ってきた私にとって、
秘密のビーチ、秘密の場所は、
数え切れないほどあり、
その美しい海は、
一つひとつ異なりますから、
沖縄や奄美の旅はやめられません。
なお、ほかの沖縄シーンについて、
ご質問があればどうぞ。
個別に、お答え致します。
民話研究の
ロケ地は、以前、すべて回りましたので。
また『ホテルハイビスカス』のロケ地も、
全部回りましたので、どうぞ。
では。
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