この記事へのコメント・感想・ゆんたくはじめ、お気軽にお書き下さい。承認後アップされます。
アメックこと天久様、はいさい、今日(ちゅう)拝(うが)なびら。
もともと、沖縄の方々のために、
お役に立てればと、書いたものなので、
ブログに、載せていただけたとお聞きして、
少しでも役に立ち、また一人でも多く、
読んで頂いて、話が伝わるといいなと思っています。
そもそも沖縄の民話は、沖縄の先祖から子孫へ伝わった、
沖縄の人たちのための、ものなのですから。
まだ、私も研究中ですので、
間違いや、誤解、よくわからない部分も、たくさんありますが、ご容赦下さい。
『琉球民話・口碑伝説民話集』ですが、
私は、最初に3冊に渡って発行された初版と、
後に、全巻として一冊になった物とを、持っております。
生意気なようで申し訳ないのですが、
この現代語訳は、今の人が読んでも、読みにくいと感じ、
また、個人的に少し、訳に違和感を感じる所もあり、ブログに自己流で書いてみました。
この本ですが、そもそも、琉球の国書『球陽』の中に、「外巻」があって、
別名「遺老説伝」といわれ、内容は民話で、それを訳したものが、中心です。
『球陽』は国書であり、本文は漢文、今でいう漢文の白文です。
『琉球民話・口碑伝説民話集』が出版される以前は、
漢文を、書き下し文にした本は、出版されたことがありますが、
一般向けに、現代語訳された本は出版されなかったようで、
『琉球民話・口碑伝説民話集』の出版は、
とても画期的であったと思われます。
しかし、何故か、
これに続く本が出版されることがありませんでした。
琉球の民話は、先人が、たくさん資料を集めて残してくれているにも関わらず、
今ではなかなか、日の目を見ない状態のままで、あるようです。
『琉球民話・口碑伝説民話集』ですが、出版された際、
「遺老説伝」に加えて、
いくつかの、口碑の伝説が、加えられたのではないかと、
個人的には、考えています。
ただ残念なのが、
「遺老説伝」は、言うまでもなく、国書として色々な流本も存在して出典の問題がない一方、
口碑伝説の民話については、
話のみが書かれ、
どの碑の話か、誰から聞き取った話か、またどの地域の民話かという記載がなく、
学問研究の文献としては、
出典がない以上、その部分の価値は低いのが現状です。
一つひとつ、調べて明らかにしていく人が現れるといいなと、
個人的には考えます。
それでも、少ないながら、
取り上げられた話を知っている人が、今でもいる以上、
この本の出版により、
琉球沖縄の、口碑伝説の民話のいくつかが、忘れ去られることなく、
読んだ人や、その人が聞かせて伝えた人の中で、生き続けているわけです。
しかし今となっては、
あまりに民話全体が、忘れ去られようとしているのが現状で、
それは非常にもったいないと、個人的に強く思いました。
そこで、『琉球民話・口碑伝説民話集』や「遺老説伝」などを、
僕流に、ブログに書いて、紹介してみた次第です。
このところ、『琉球民話・口碑伝説民話集』をなるべく頼らず、
再考しながら、新たに、訳し直していますが、
なかなか仕事が忙しく、
その訳し直しの作業だけで手一杯で、
ブログへのアップは、昨年末から止まってしまっていて、申し訳ありません。
何とか、沖縄の民話ファンの皆様がたへ、成果が還元されるようにと考えています。
なお、わからない事で、私がわかる事はお答えできますので、
何なりと、ご質問下さいね。
では。
もともと、沖縄の方々のために、
お役に立てればと、書いたものなので、
ブログに、載せていただけたとお聞きして、
少しでも役に立ち、また一人でも多く、
読んで頂いて、話が伝わるといいなと思っています。
そもそも沖縄の民話は、沖縄の先祖から子孫へ伝わった、
沖縄の人たちのための、ものなのですから。
まだ、私も研究中ですので、
間違いや、誤解、よくわからない部分も、たくさんありますが、ご容赦下さい。
『琉球民話・口碑伝説民話集』ですが、
私は、最初に3冊に渡って発行された初版と、
後に、全巻として一冊になった物とを、持っております。
生意気なようで申し訳ないのですが、
この現代語訳は、今の人が読んでも、読みにくいと感じ、
また、個人的に少し、訳に違和感を感じる所もあり、ブログに自己流で書いてみました。
この本ですが、そもそも、琉球の国書『球陽』の中に、「外巻」があって、
別名「遺老説伝」といわれ、内容は民話で、それを訳したものが、中心です。
『球陽』は国書であり、本文は漢文、今でいう漢文の白文です。
『琉球民話・口碑伝説民話集』が出版される以前は、
漢文を、書き下し文にした本は、出版されたことがありますが、
一般向けに、現代語訳された本は出版されなかったようで、
『琉球民話・口碑伝説民話集』の出版は、
とても画期的であったと思われます。
しかし、何故か、
これに続く本が出版されることがありませんでした。
琉球の民話は、先人が、たくさん資料を集めて残してくれているにも関わらず、
今ではなかなか、日の目を見ない状態のままで、あるようです。
『琉球民話・口碑伝説民話集』ですが、出版された際、
「遺老説伝」に加えて、
いくつかの、口碑の伝説が、加えられたのではないかと、
個人的には、考えています。
ただ残念なのが、
「遺老説伝」は、言うまでもなく、国書として色々な流本も存在して出典の問題がない一方、
口碑伝説の民話については、
話のみが書かれ、
どの碑の話か、誰から聞き取った話か、またどの地域の民話かという記載がなく、
学問研究の文献としては、
出典がない以上、その部分の価値は低いのが現状です。
一つひとつ、調べて明らかにしていく人が現れるといいなと、
個人的には考えます。
それでも、少ないながら、
取り上げられた話を知っている人が、今でもいる以上、
この本の出版により、
琉球沖縄の、口碑伝説の民話のいくつかが、忘れ去られることなく、
読んだ人や、その人が聞かせて伝えた人の中で、生き続けているわけです。
しかし今となっては、
あまりに民話全体が、忘れ去られようとしているのが現状で、
それは非常にもったいないと、個人的に強く思いました。
そこで、『琉球民話・口碑伝説民話集』や「遺老説伝」などを、
僕流に、ブログに書いて、紹介してみた次第です。
このところ、『琉球民話・口碑伝説民話集』をなるべく頼らず、
再考しながら、新たに、訳し直していますが、
なかなか仕事が忙しく、
その訳し直しの作業だけで手一杯で、
ブログへのアップは、昨年末から止まってしまっていて、申し訳ありません。
何とか、沖縄の民話ファンの皆様がたへ、成果が還元されるようにと考えています。
なお、わからない事で、私がわかる事はお答えできますので、
何なりと、ご質問下さいね。
では。
Posted by 横浜のtoshi at 2012年03月26日 22:52
横浜のtoshiさん、こんにちはアメックこと天久といいます。
初めてのコメントになります。
横浜のtoshiさんのブログで私の御先祖様の民話が「琉球民話・口碑伝説民話集」という資料に書かれてる事を知り大変感激しました。
母から聞いてた御先祖様の話しに似てるところがあったので、私の日記ブログに載せさせて頂きました。
横浜のtoshiさんのブログ、沖縄の事が事細かく書かれてるので大変勉強になります。
これからも、ブログへおじゃまさせて頂くと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。
初めてのコメントになります。
横浜のtoshiさんのブログで私の御先祖様の民話が「琉球民話・口碑伝説民話集」という資料に書かれてる事を知り大変感激しました。
母から聞いてた御先祖様の話しに似てるところがあったので、私の日記ブログに載せさせて頂きました。
横浜のtoshiさんのブログ、沖縄の事が事細かく書かれてるので大変勉強になります。
これからも、ブログへおじゃまさせて頂くと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。
Posted by アメック at 2012年03月24日 14:21
コメント以外の目的が急増し、承認後、受け付ける設定に変更致しました。今しばらくお待ち下さい。
「旧・琉球民話・口碑伝説民話集」 新着20件 → 目次(サイトマップ) 設置方法 |