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琉球沖縄を旅して~第3回・津堅島~

2011年01月13日

Posted by 横浜のトシ(爲井) at 20:20│Comments(6)沖縄の旅

みんなで楽しもう!
~琉球沖縄を旅して~

 
 はいさい、今日(ちゅう)(うが)なびら。
 みなさん、こんにちは。

~横浜のtoshiの裏技(うらわざ)
勝連半島に向かって北上する旅人へ~

 今回は、津堅島(つけんじま)のお話の前に、
(ま)ず、行き方に関わる、私の裏技(うらわざ)、つまり、
私の秘伝(ひでん)を、皆様(みなさま)に伝授(でんじゅ)します。

 秘伝(ひでん)を習得(しゅうとく)して効果(こうか)のある方は、
勝連(かつれん)半島より、南に住んでいる方々だけです。

 今後、南から勝連半島に向かう可能性がある方は、
是非(ぜひ)、メモを、御用意(ごようい)下さい。

 大袈裟(おおげさ)な文章で始まりましたが、
内容は、道順=ルートの、お話です。

 何(なん)と、道路標識(どうろひょうしき)・ナビゲーション、
方向感覚(ほうこうかんかく)・常識(じょうしき)に逆(さか)らうと、
(おどろ)くべきことが、起(お)こります。

 なお、この秘伝は、津堅島に行く場合だけでなく、
海中道路(かいちゅうどうろ)を使う場合、
浜比嘉、平安座島、宮城島、伊計島に行く場合も、
(まったく)く同じ効果(こうか)を発揮(はっき)します。

 繰(く)り返(かえ)しになりますが、この秘伝(ひでん)は、
南から勝連半島に向かう場合、限定(げんてい)です。


「横浜のtoshiの秘伝~目からウロコのマル秘テク」


 泡瀬(あわせ)の町を走る85号線は、
総合公園のトンネルを潜(くぐ)ると、
(あと)は勝連半島まで、ずっと真っ直(まっす)ぐの道です。

 但(ただ)し、真っ直(まっす)ぐ進んで行くうちに、
85号線が、やがて33号線に代(か)わります。

 33号線を進んで行くと、
やがて前方(ぜんぽう)の山がしだいに近づいてきます。
 前方正面から右が、勝連半島です。

ポイント1~「川田」交差点
 「直進」して道なりに坂を上がります。
 案内板(あんないばん)やナビゲーションなどは、
右方面に行くよう、右折の指示(しじ)がありますが、
勝連城に行くのでなければ、交差点はあくまで「直進」。
 そのまま、道なりに坂を登っていきます。

ポイント2&3~
「川田入口」交差点&すぐの「大田入口」交差点

 坂を登りきると、つきあたりが「川田入口」交差点です。
 「川田入口」を「左」に曲がり、
すぐの交差点「大田入口」を、「右前」方向に進みます。

 ※補足説明
 最初の「川田入口」で、方角から右に行きたいのを、
逆の「左」に曲がるのが重要です。
 道はすぐ、進行方向、左右に分かれ、
三角地帯になっています。
 そこが「大田入口」で、右前に。
 よりくわしく言うと、道路が、
道なりに左前へ進むのが主線(しゅせん)の10号線で、
進みたいのは、「右前」に進む8号線。
 「右前」に進むための車線に入って一時停止し、
コンビニの右をはしる道を進みます。

ポイント3~「金武湾入口」交差点
 信号3つ目の「金武湾入口」交差点三叉路(さんさろ)を、
「右手前(みぎてまえ)」に「戻(もど)る」ように曲(ま)がります。
 そこからが37号線です。
 三叉路(さんさろ)とは言うものの、
住宅・学校・海に向かう、細い道は無視(むし)

 後(あと)は、
まもなく海沿(うみぞ)いを走ることになる37号線を、
快適に進むだけです。
 途中(とちゅう)に交差点が少なく、
信号は、直進「青」の点灯(てんとう)時間が長いのです。

「ポイント3の裏技」
 ポイント3の「金武湾入口」交差点まで行かなくても、
手前(てまえ)の、
「黄色い大きな家」の手前の道を「右」に曲がれば、
37号線に出ます。
 そもそも、
「金武湾入口」交差点を鋭角(えいかく)に、
手前に曲がるのが大変なので、この裏技は、便利です。

 実は、「黄色い大きな家」を過ぎても、
右に曲がると、37号線に出る道が何本かある一方、
住宅の中に入ってしまう道も、何本かあります。

ポイント4~「海中道路西口」交差点
 海中道路は、見えるので、
特に、交差点の名前も、ポイントとしても、
覚えておく必要は、ありません。

ポイント5~「津堅島に行く時」
 津堅島行く船が出るのは「平敷屋漁港」です。
 海岸線を、ひたすら進むだけですが、
藪地島を過ぎた所にある「屋慶名港」は、
無視して直進です。
 というのは、
手前の屋慶名港・旅客待ち合わせターミナルが、
目立つので、間違いやすいのです。
 あくまで「2つ目」の漁港「平敷屋漁港」が、
津堅島に行く船が出る港です。


津堅島に行く場合の注意
 いくつか、注意が必要です。

 フェリーと高速船があり、
一応(いちおう)、時刻表はありますが、
フェリーに載(の)せる車が少ないと、
高速船に変更されたりします。
 前もって、電話で、よく問い合わせましょう。

 また、津堅島に行ってからの交通手段も、
よく考えておきましょう。

 久高島と同じように、
レンタカーやタクシーが恐らく無い、小さな島です。
また、島には、大きな地図の看板がありますが、
パンフは置いてないので、事前に調べて、印刷して持って行く方がいいです。

 時間がある場合は、
徒歩でも、充分に回れる大きさの島ですが、
港から、すぐ集落で、その周辺が高いため、
体力がない人は、自転車では、きびしいです。

 そうは言っても、
降りて自転車を押せば、いいだけのことですが。

 レンタサイクルは、津堅島の港にありますが、
よい自転車は、想像しない方がいいでしょう。



津堅島(つけんじま)


 ビティ島とも呼ばれる津堅島(つけんじま)

 人参(にんじん)生産が盛んなため、
キャロット・アイランドという、
観光用の愛称(あいしょう)も有名です。

 それでも、港の防波堤(ぼうはてい)には、
「めんそーれ・ビティ島へ」と書かれていたのが、
とても印象的でした。

 津堅島の学校では、
ビティ島という言葉がよく使われるようです。

 津堅島というと、沖縄戦で激戦地だったことは、
よく知られているところです。

 島の形は、丸い感じで、
港のすぐ左が、
クボウグスクの森や展望台のある小山です。

 また、島の海岸沿(ぞ)いが森なのは、
隣りの、久高島に似ています。
 ただ、久高島は、港の集落の他(ほか)も、
森が多いのに対して、津堅島の場合は、島の中央はじめ畑が多く、
一方、島の外周(がいしゅう)の森は、
不法投棄が多いのが悲しいものの、
クボウグスク周辺は、手つかずで森が深いといえます。

 まず、行って最初に驚いたのが、
久高島が、もの凄く近くに感じた点です。
何度も、久高島に行っているのに、
まったく気がつきませんでした。

 そこで翌日、久高島に行って津堅島を見たところ、
肉眼(にくがん)で、津堅の学校がよく見えました。

 そもそも久高島の港は、知念半島の方を向いており、
多くの海岸も、津堅島とは反対側が多いため、
つい、隣りにある津堅島を、久高島から見過ごしやすいのです。

 なお、津堅島の港から沖縄本島方面を見た感じは、
与那原から知念岬までが、よく見える感じがしました。
これは、自分にとっては、とても意外なことで、
沖縄本島側から、津堅島を何度となく眺めてきた感じでは、
中城湾の沖合に、津堅島があると思っていためです。

 横浜に帰って、再度、地図を見てみると、
やはり津堅島の位置は、勝連半島に近く、
中城湾の沖(おき)にあります。

 つまり、
津堅島の、港周辺や、左の島の高い所からは、
隣りにある久高島、与那原、知念に目がいきやすいのです。

 沖縄本島から津堅島を見るのと、
逆に、津堅島から、沖縄本島を見るのとでは、
個人的に、かなり、感じが違う気がしました。

 やはり実際に行ってみないと、
こういうことは、わからないものです。

 今回、個人的に、津堅島に最も行きたかったのは、
ブログで取り上げた民話「津堅島を開く」のためで、
実際に、島全体を自転車でまわり、感じてきました。
http://totoro820.ti-da.net/e2972412.html

 民話の中に出てきた場所に我が身を置くたび、
何とも言葉にはできぬ喜びを、感じました。

 また、
兄妹二人がこの島で安らかに人生を終わったとされる、
中之御嶽を前にし、自然に手を合わせながら、
何とも言えない、幸せな気分になれて、
心の中で、感謝しました。

津堅島については情報が少ないので、
以下などいかがでしょうか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%A5%E5%A0%85%E5%B3%B6

 今回の旅行は、当初、宿泊のつもりでした。
 正月の年末年始は、離島の場合、
ホテルを、のぞいて、お休みの場合が多いです。

 伊是名島と、伊平屋島も、
冬休み休み前の、ぎりぎりで、
予約を受け付けて下さいました。
 ただ、客は、私ぐらいなものです。
 津堅島は、冬休みということで、
日帰りに、せざるを得(え)ませんでした。

 なお、津堅島に行く場合、
前もって、地図を用意して持っていった方がいいです。

港にある、島全体が書かれた大きな看板以外、
島を知る手だてが、少ない気がしました。

私は「離島ドットコム」の地図を印刷して、
持っていきました。
大変、それが役立ちました。
http://www.ritou.com/ritou/tsuken.shtml

 ホートゥガーや、いくつかの御嶽を回りました。
また森の中に、古い城の石積みがあると、
ある本で読んでいましたが、運良く、見つかりました。

 ただ、クボウグスク周辺は、とにかく人が通らないらしく、
道は整備されているのに、草がぼうぼう、蜘蛛の巣だらけで、
とても、歩ける状態では、ありませんでした。

 実際のところ、港の近くから遊歩道を歩くのは無理で、
神谷荘近くから、逆に、港の方向へ、森の中を途中まで行きました。
ですから、頂上のクボウグスクへ行くなど、
その時の状態では、不可能でした。

つづく。


※補足
 シマプラの宮前さんから、
津堅島の情報を頂(いただ)きましたので、
 紹介させて頂(いただ)きます。

 ありがとうございます。
 いつもながら流石(さすが)

津堅島の旅①
http://ocean21.ti-da.net/e2797488.html
津堅島の旅②
http://ocean21.ti-da.net/e2809379.html
津堅島の旅③
http://ocean21.ti-da.net/e2824677.html

 シマプラの「離島情報」の「目次」も、
教えて頂きました。
http://ocean21.ti-da.net/tag%E6%97%85%E8%A1%8C

Posted by 横浜のtoshi




同じカテゴリー(沖縄の旅)の記事

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宮前さ~ん。はいさい、今日(ちゅう)拝(うが)なびら。

当初、今回の旅のことを、書く予定がなかったので、
宮前さんの、津堅島の旅のこと、すっかり忘れていました。

今、拝見させて頂きましたが、
さすがに、僕の文章だけとは違って、よくわかります(笑)。
そこで、追加で紹介させて、頂きました。

座間味の旅 vol.1~4、拝見しました。
3と4は、知っているの、うれしかったです。

ケラマジカ、マンホールでしか見ていませんでした。
ありがとうございます。

阿嘉大橋の下は、僕も下りて、
更に橋の下を、くぐった浜辺で、
最後は、そこで、ぼ~としていました。

でも、帰ろうとしたら、
橋の下あたりが満潮。危うく戻れなくなるところでした。

でもケラマジカに挨拶されるなんて、宮前さんは、すごいなぁ。
僕は、マングースだったもんなぁ。すごい差だ~(笑)。
Posted by 横浜のtoshi横浜のtoshi at 2011年01月16日 09:01


toshiさーん!宮前です。
津堅島については自分も旅行記を書いているのでもしよければみてください!
http://ocean21.ti-da.net/tag%E6%97%85%E8%A1%8C
ページの下の方に載ってます。
あと、先日お話していた座間味に行った記録も載せていますのでついでに見てください!
Posted by 沖縄離島共同市場『島人ぬ宝プラザ』(略してシマプラ)沖縄離島共同市場『島人ぬ宝プラザ』(略してシマプラ) at 2011年01月16日 00:51


朋子さん。はいさい、今日(ちゅー)拝(うが)なびら。

コメントを入れて頂いたのに気づかず、
先に、貴女のブログに、書き込みしてました。

年末年始、のんびりされたとか。
善かったです。

体調が優れないところ、私が無理させたところがあります。
ごめんなさい。
そして、ありがとう。

お会いできて感動しました。
想像していた以上の方でした。

のんびり幸せに、
それこそが、沖縄での生活にピッタリであり、
朋子さんにとっても、何よりでした。
くれぐれも、お体は、ご自愛下さいね。

それにつけても、
朋子さんには、感謝の言葉もありません。

本当に、鶴の恩返しをしなくてはと思っています。
これから考えま~す。
では。
Posted by 横浜のtoshi at 2011年01月14日 11:34


横浜のtoshiさま☆彡

“らしい”丁寧なまとめですね♡

集まりの翌日にかめきちさんにバッタリ会い
とても楽しかったとのことで、良かったですね!

多くの方々と会われたようで何よりです。
私は年末年始ユッタリできて幸せでした。

では。
Posted by First ☆ Star 屋宜朋子First ☆ Star 屋宜朋子 at 2011年01月14日 08:31


す~み~サン。こんにちは。

このルートを使うと、ワープできますよ~

ちなみに、このワープ、まだ、沖縄の人は1名しか、教えてません。
一応、その友達には、すごいって評価をえて、感謝されました~。
では。
Posted by 横浜のtoshi横浜のtoshi at 2011年01月14日 07:04


なーるほどねー!

いま、手元に地図がないから、
頭の中に叩きこんでる地図で、
ルートを確認してるさ!

地図を置いてから、
再度、そのルートをみてみるね!

そろそろ、彷徨いたい病が、発症しつつあるこの頃(*≧▽≦*)
Posted by す〜み〜☆ at 2011年01月13日 23:30


コメント以外の目的が急増し、承認後、受け付ける設定に変更致しました。今しばらくお待ち下さい。

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