~琉球沖縄に伝わる民話~
『球陽外巻・遺老説伝』より、第73話。
空かける岩
むかしむかし、宮古、多良間島の神那間に、とても大きな石塊(いしかたまり)がありました。
その石塊が、突然(とつぜん)、茶良汀(ちやてら)に飛び移(うつ)りました。その時、張間玉皿(はりまたまさら)という者がいて、たまたま茶良汀を通りますと、たちまちこの石を見付けたので、怪(あや)しみ、また驚きの眼で見張って、
「石というものは、如何(いか)なる形をしていようとも、それ自身に重さがあり、決して自分で動き出すものではない。まして、神那間から張間玉皿に飛び移ることなど、あろう筈(はず)がないのに、これはいったいどうしたことだ。どのようにして、石はここに移って来たのだろうか。不思議なことだ。これはまちがいなく、きっと霊石に違いない。」
と考え、それから霊石のまわりに樹を植え付けて、形を整えて神嶽にしたということです。
Posted by 横浜のtoshi
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にかサン。
ご丁寧に、ありがとうございます。
みなさんに、支えられてきたのだと、感謝しております。
だからこそ、早く治して、
仕事やブログ、復帰しませんと。
コメント、ありがとうございます。
感謝。
では。
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みなさんに、支えられてきたのだと、感謝しております。
だからこそ、早く治して、
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コメント、ありがとうございます。
感謝。
では。
Posted by 横浜のtoshi at 2010年04月20日 10:36
Posted by にかちゃん at 2010年04月20日 02:11
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